2013年1月3日木曜日

マウント・クック国立公園(Hooker Valley Trekking)


今日から一泊二日でマウント・クック国立公園のトレッキングに出掛けた。


クライストチャーチを午前七時に出発して、2時間チョット走ったところの、丘の上のカフェで休憩した。レイク・テカポの手前にあるカフェで、こちらに来た時はいつも立ち寄るところだ。
(写真をクリックすると拡大します)


11時過ぎにテカポ(Lake Tekapo)に到着した。

湖畔のルピナスは、花の旬が過ぎていたが、少しだけ咲いているのがあった。

(ここのルピナスの一番綺麗な時期は12月の前半)


「善き羊飼いの教会」はいつもの通り賑わっていた。

(最近はチャイニーズのツアー客が多い)


テカポに来るといつも泊まっているモーテル・ザ・シャレー(The Chalet Boutique Motel)にチェックインし、荷物を置いた後、マウント・クックに向けて出発した。

(この一軒家が今夜泊まる我々の宿)


テカポから30分位走って、レイク・プカキ(Lake Pukaki)まで来ると、マウント・クック(Mount Cook)が見える。(マオリ語でAorakiともいう)

テカポにしても、プカキにしても水の色がとてもきれいだ。


車は、レイク・プカキの西側を北上するが、だんだんとマウント・クックが近づいてくる。




フッカー・ヴァレー(Hooker Valley)駐車場に到着して、トレッキングの始まりだ。



歩き始めてすぐにミューラー・レイク(Mueller Lake)が見える。


スパニヤードなどが咲いている横をしばらく歩くと一番目のつり橋がある。




ルートは整備されているとは言い難いが、アップダウンの少ないトレイルが続く。



二番目のつり橋を超えると、マウント・クック・リリーのお花畑があるが、旬は12月の前半なので、花を見かけることはなかった。




マウントクック・リリーの咲き終わった姿。


シェルターとトイレが見えてきた。トイレはここしかない。


川に沿ってさらに登ると最終地点のフッカー・レイク(氷河湖)が見えてくる。




最終地点までの所要時間は、出発地点の表示通り1時間35分だった。

(奥に見えているのが氷河。砂を被っているので山と同じ色をしている)


マウント・クックのこの斜面が人間の顔に見えるところから、マオリは擬人化して、信仰の対象にしたと聞いた。(マオリ語でAoraki)


ここが折り返し地点で、登って来た道を引き返すことになるが、取りあえず、コーヒーを点てて一服することにした。
(写真をクリックすると拡大します)



帰りの途中、ある秘密の茂みを見つけた。

数年前に大阪のおばちゃん7名をこの辺りまで案内したことがあった。

おばちゃんの一人(Wさん)が突然「高野山に参りたい」と言い出した。「出物、腫物ところ構わず」で、辛抱の限界に達したのか、止めるのをきかず、この辺りにしゃがみ込んでしまい、数分後スッキリした顔をして、何事も無かったようなふりをして出てきたところだ。


この茂みは、栄養をつけてもらったおかげで、心なしかよく成長しているように見える。

(Wさん このブログ見てるかなぁ~~)



1 件のコメント:

  1. キヨちゃん
    コメントの投稿が出来ないと言っていましたが、出来ますよ!

    写真が投稿できたので、
    Wさんに思い出の場所を見るように伝えてください。

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