2015年12月10日木曜日

関西(大阪)エリアからクライストチャーチ(NZ)へ来るには


個人旅行で、関西(大阪)エリアからNew Zealand(NZ)のクライストチャーチ(CHCH)に来るとき、注意しなければいけないことなどをまとめてみた。

先ず、関西エリアからCHCHへの直行便を探すと、シンガポール航空が関空からシンガポール(チャンギ空港)経由でCHCHに直接乗り入れている。

ただ・・・難点は、航空運賃が高いこと、帰国便はチャンギ空港での乗継時間が7時間以上もあることが挙げられる。

航空運賃が安くて、所要時間が短いとなれば、ニュージーランド航空(ANAと共同運航)となる。

ただ・・・最低2回乗り換えをしなくてはならない。
(昨年のハイシーズンは、成田→CHCH直行便があったが、今季は無くなった。)

◇日本国内
日本国内の乗継は成田空港だが、便によっては伊丹→羽田→成田→オークランド→CHCH空港となる。

羽田→成田間はリムジンバスが運行されており、空港出口近くにバス乗り場がある。
チケットカウンターは空港出口手前にあり、障がい者の場合は割引もある。

バスの所要時間は65~85分なので、乗継時間が4時間以上あれば、ゆっくりと移動すればよい。

成田空港で出国手続きを受けるが、日本国内なのでルールに従っていれば何も心配することは無い。

◇成田を出発したら(NZ航空)
成田からはNZ航空で、主言語は英語になる。
日本人アテンダントも数人乗っており、日本人以外でも日本語が解るアテンダントも居るので、英語が解らないと言ってもそんなに困る事も無い。
(訊いた話だが、NZ航空に日本人アテンダントは80人くらい居て、日本語が解るアテンダントは130人くらい居るらしい)

まず、機内安全ビデオが座席前のTVモニターに映る。
これが良くできており面白いので、充分に楽しんで欲しい。

オークランドへ到着するまでにやらなければならないことに、NZ入国カードの記入がある。
当然ながら、すべて英語で記入する。
NZは農業国で、農産物や細菌類の持ち込みに厳しい基準があり、細かくカードに記入しなければならない。

農産物の場合、加工品はOKだが、蒔くと発芽するものは絶対に持ち込めない。
また、汚れたままの登山靴やテントなど登山用品は綺麗に洗わなければ入国させてくれない。
以上のことを事前に押さえておけば大丈夫。

入国カード(英語)の記入は座席前のTVモニターに日本語訳を映して記入すればよい。
(以前は座席前ポケットに同カード書き方の文書があったが、今は電子化している)

注意点は、飴玉一個でも持って入国する時は正直にカードに記入すること。
”これくらいは良いだろう”と甘い考えで通関しようとし、未記入がバレたら徹底的に調べられるので、正直に申告した方が早く通関できる。

◇オークランド空港
飛行機から降りて、入国審査、預けた荷物をターンテーブルで受け取って通関検査を受ける。
そのルートは各ポイントに掲示してあるし、皆の後をついて行けば大丈夫。

食品を持っていれば、通関検査時のスーツケース・オープンは覚悟しなければならない。

通関検査が終わったら、荷物を持って空港1階ロビーに至る。

オークランド空港は国際線ターミナルと国内線ターミナルが別棟で、大きく離れており、歩けば15分くらいかかる。

天気が良ければ、自分の荷物を押しながら、国内線ターミナルまで歩くのが良い。
(狭い座席に長時間座りっぱなしだったので運動した方が良い)
この場合、舗道に”グリーンの線”が描かれており、その線に沿って歩けば国内線ターミナルに到着する。
↑画像をクリックすると拡大します

雨が降っている時は荷物を押して歩けないので、荷物を国際線ターミナル1階の乗り継ぎカウンターに預け、無料のバス(グリーン・バス)で国内線ターミナルに移動する。
乗り継ぎカウンターの場所

グリーン・バス乗場
↑バスに乗らずに、グリーンの線に沿って歩ても良い。

乗り継ぎカウンターで預けた荷物は、自動的に国内線航空機に積み込まれ、最終降機地(CHCH)で受け取る。
ただし、乗り継ぎカウンターでの預入れ時、国内線の出発時間まで1時間を切っていたら預かってもらえない。
その時は、自分の荷物を持ってグリーン・バスに乗り(または、グリーンの線に沿って歩き)、国内線ターミナルに移動し、同ターミナルの搭乗カウンターで預ければよい。

まぁ・・・ここまでが戸惑うところで、オークランド国内線ターミナルのCHCH行き搭乗(出発)ゲートまで到着したら一安心。
あとは流れに任せておけばよい。

南島上空に来たら、サザンアルプスの美しい景色が楽しめるので、座席は進行方向右窓側がおすすめ。





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