2016年12月30日金曜日

サミット・ウォーク パックホース・トラック


朝陽で目が覚めた。
昨日まではぐずついた天気だったが、今日は快晴だ。

予てから計画していた、サミット・ウォークウェイを歩くことにした。

今日はその一部、パックホース・トラックをGebbies Passから、Packhorse Hutまで歩いてみた。


Summit Walkwayはクライストチャーチ東南のバンクス半島を縦断するコースで、我が家から車で数十分で行ける。


Gebbies Pass駐車場に車を置き、11時に出発。
起床後に計画したので遅くなったが、こちら(NZ)は午後8時頃まで太陽が出ているので、今から出発しても心配ない。

案内板には小屋まで5.7km 所要2時間と書いてある。

リトルトン港を左手に見ながら歩く。

こちらでは牧場の中を歩くことが許されている。




出発から、ちょうど2時間でHutに到着。

見晴らしが良い。
この見晴らしを求めて、多くの人が登っていた。


Hutは無人小屋だが、8~9人が泊まることが出来る。



宿泊費は$15/大人
水は雨水を溜めてあり、煮沸すれば飲める。


お湯を沸かして遅い昼食を摂る。


ここは登山道の十字路に当たる。北(左)に下りるとリトルトン港側、南(右)に下りると太平洋側に至る。
トラックを東に真っすぐ進めば、Rod Donald Hutを経て東端のHilltop Tavernに至る。
一時間ほど東にMt.Bradley(855m)があるので、そこまで行くことも考えたが、ゆっくりコーヒーを飲んだりしたのでHutで2時半になってしまい、計画通り、駐車場に引き返した。



下りの所要時間は1時間45分だった。





2016年12月22日木曜日

夢よはばたけ あれから5年10ヶ月


カンタベリー地震、犠牲者の慰霊碑や墓がクライストチャーチ市にある事を皆さんご存知ですか?

市の北西部、エイボンヘッド・パーク共同墓地の一角にあります。

我が家からは車で約5分の処です。


共同墓地に近づくと雨。

小止みになるのを待って、入り口近くの慰霊碑からお参りする。
この慰霊碑は富山外国語専門学校の学生など富山県関係犠牲者13名を追悼するために昨年建てられたもの。

近くには個人のお墓もある。




5名の方々の年齢は、27歳~39歳。
富山外国語専門学校の学生は10代後半だと思われるので、犠牲者は何れも若い人たち。

各自が人生設計を描き、その手段として英語を極めようとした矢先の事故だけに、故人の無念さを思えば余りあります。


庭のアジサイが咲いたらお参りしようと決めておりましたがちょうど月命日にお参りする事ができ、早いもので、今日で5年10ヶ月経ちました。
ただただ、墓前で手を合わせるのみでした。




地震直後は多くのマスコミが取り上げ、連日報道されていましたが、直後の3月11日、東日本大震災が起きると、注目はそちらに移り、報道等も極端に減り、忘れ去られた感があります。

カンタベリー地震の犠牲者は185名です。
犠牲者数の国別内訳はNZ人に次ぎ、日本人は二番目で28名でした。






2016年12月10日土曜日

固定資産税に含まれるもの


NZ(クライストチャーチ)では、月毎の水道代の支払いが無い。当然、下水の支払いも無い。

日本であれば、2ヶ月に一回、水道使用量に基づき、従量制の上水、下水料金が請求され、我が家(神戸)では自動的に銀行から引き落とされる。
(長期間留守にしていても、料金が発生している。留守中も庭に灌水するので水道料金は発生するが、下水は一切使用して無い。
にも拘らず料金を払い続けている。納得がいかないが、ヅーッと泣き寝入りしている。)

では、NZの水道料金はタダかと言えば、そうでは無い。

実は、上水、敷地排水、下水、ゴミ処理、などは、固定資産税に含まれている。

従って、それらは不動産所有者が支払っている。
固定資産税が高いはずやぁ~

ただ・・・従量制でないので、水道は始末する事無く、使い放題の家庭が多い。
夏場、芝生などへの灌水で、水道を出しっぱなしにして出かけ、道路に水が溢れているケースを多々見かける。
(節水の呼びかけは有るが・・・)

当然ながら、水道メーターは設置されてない。
前面道路にBOXが埋まっているが、水道管の止水バルブだけだ。
検針員も居ない。


なお、上下水道代などは不動産評価額によって決まるが、ゴミ処理代は一律になっている。つまり、我々の様に夫婦だけの家庭も、ゴミを多量に排出すると思われる大家族も一律料金だ。


また、借家暮らしの人達は、これの支払が発生しない。
(全て家賃に含まれている)






2016年12月6日火曜日

固定資産税が上がる


シティカウンシル(市役所)から封書が届いた。

開けてみると、不動産評価額の変更通知だった。
今までは、$590,000だったが、$650,000になるらしい。
約10%上昇した。

高い固定資産税を四半期ごとに支払っているが、来年の7月から更に高くなる。


日本はバブル崩壊後不動産価格がムチャクチャに値下がりし、それに伴って、固定資産税も下がった(不動産価格の値下がりと同率では無かった・・・)が、NZの不動産価格は値上がりを続けており、固定資産税は上昇している。

不動産価格上昇の要因としては、お隣の国の人達によるバカ買いが挙げられるが、やはり移民の流入に伴う人口増加だろう。
人口増→住宅不足→価格上昇→不動産投資に未だ安心感があると思われる。

人口減少の日本と正反対だ。


まあ、そんな訳で来年から固定資産税が上がる。



2016年11月23日水曜日

ランギオラにて 戦没者追悼碑


今日は気温が上がって過ごし易い。
日中は28度になるらしい。

先日来、ランギオラを見に行こうと決めていたが、クイーンズタウン国際マラソンに参加したりで、延び延びになっていた。

天気が良かったので出かけた。

ランギオラは我が家から30kmほど北にある街で、卵大の雹が降ったと知人から聞いた事がある。
どんな田舎か確かめに行ったが、雰囲気はクライストチャーチと変わらない小さな街だった。

市中心部に戦没者追悼碑がある。
良く見ると、上段は第一次世界大戦の戦死者。
下は、第二次世界大戦の戦死者。
小さな街だが、第二次世界大戦の戦死者だけで50名近くいる。
(ミズーリ艦上での降伏文書調印式にも、NZは戦勝国として立ち会い署名した)

横手に回ると、ベトナムやアフガニスタンでも戦死者が・・・
ベトナム戦争やアフガニスタン紛争にニュージーランド軍が参加していたとは、日本ではほとんど報道されないので知らなかったが、参戦しており、こんな小さな街にも戦争の犠牲者が居た。

アフガニスタン紛争ではニュージーランド兵11名が亡くなった。
戦死者リスト(出典:http://icasualties.org/OEF/index.aspx
↑画像をクリックすると拡大します
上のリストにベイカー氏の名前もある。
2012年8月19日戦死、26歳だった。


日本では考えられないことだが、外国から日本を見ると、平和ボケした日本が面白い。






2016年11月20日日曜日

マラソン翌日 クライストチャーチ へ


今日はクライストチャーチへ移動する。
走行距離は480kmあるが、自宅に戻るだけなので、ゆっくり出発した。

アロータウンに美味しいソフトクリームがあるので立ち寄った。

その後、ダンスタン湖の畔で昼食。

今日も快晴で、気温も高く、景色の良いルートで気持ちが良い。

プカキ湖で休憩。
残念ながら、マウントクックだけ見えない。

テカポの”善き羊飼いの教会”はスルーして、往路で立ち寄ったファームカフェで休憩。
営業時間は午後4時で終了だったが、ギリギリの時間で何とかセーフ。

午後7時半、我が家に戻り、クイーンズタウン国際マラソンは無事終了した。



今回の小旅行では、マラソンホリディパーク共に日本人を見かける事は無かった。
ゼッケンの日の丸を見て話し掛けたが、日本に住む中国人だったりで、お隣の国の人達ばかり。

昔は、こんな事が無かったが・・・
時代が変わったなぁ~~





2016年11月19日土曜日

クイーンズタウン国際マラソン


いよいよマラソン本番。
シャトルバス乗り場に時間前到着したが長い列。

今日は快晴。
スタート地点(ハーフマラソン)は牧場の中。

記念写真を撮っていたら最後尾になったいた。

出発は8時22分。


世界一美しいマラソンコースと言われるだけあって風景が素晴らしい。
すでに、右の女性と最下位争いをしている。





前も後ろも誰一人走っていません。
美しい景色を一人占め。
フルマラソンのランナーに追い越され始める。



ゴールが近付く。


走っているのはフルマラソンの走者。

最下位(ハーフマラソン)をキープしてフィニッシュ。
テープカットは無かったが、大きく名前を呼ばれて、気持ち良くゴールイン。
このゼッケンはバカ受け。
↑日本からエントリーすれば、左下の国旗は日の丸になります。
美しい景色を堪能し、沿道からは”キーウィ キーウィ”の声がかかり、本当に楽しめました。